シネマジャケット

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スターウォーズ レジェンズを彩る名キャラクター達~マラ・ジェイド編~

 

以前の記事でも軽く触れたように、2014年ルーカスフィルムは1979年以降発表されてきた数々のアニメ、小説、コミック、ジュニアノベルといったスピンオフ作品に「レジェンズ」という形を取らせる事でスターウォーズ正史からのリストラを発表した。

と言っても、スピンオフ作品のほとんどは長年公式からないがしろにされてきた訳で、ルーカスからは「ほとんど読んでいない」とのコメントもあった。

まあ確かにあれだけの数、半分でいいから読めと言われてもかなり厳しい、いや無理だろう。と言うのも、大半の作品が絶版になっているからだ。

しかし100000BBYから36ABYまでの長い長い歴史を、ざっくりとだが幅広く綴った本が存在しており、こちらは現在でも入手可能だ。

スター・ウォーズ全史〈上〉 (ソニー・マガジンズ文庫―LUCAS BOOKS)

スター・ウォーズ全史〈上〉 (ソニー・マガジンズ文庫―LUCAS BOOKS)

 
スター・ウォーズ全史〈下〉 (ソニー・マガジンズ文庫―LUCAS BOOKS)

スター・ウォーズ全史〈下〉 (ソニー・マガジンズ文庫―LUCAS BOOKS)

 

この本の面白い所は、「スターウォーズの世界の中で出版されている本」という体をとっており、ざっくりとしか記述が無い事の理由付けとして「パルパティーン支配下にあった帝国は銀河のアーカイブから何千年もの記録を消去してしまった」という設定が組み込まれている。

そっか!それなら仕方ないね!

できればスターウォーズファンなら一度は目を通しておく事をオススメしたい。

多くのクリエイター達が長年に渡り世に送り出した作品をまとめているだけあって、情報量の多さは並大抵のものではない。

僕は中学生の頃に図書カードで購入し(この情報いらないな)、それ以来1~2年に一度はイッキ読みしている。

イマジネーションが刺激されるゾ。

 

少しばかり話が逸ましたが。

実はレジェンズの中には、一定のファンから根強い支持を集めるキャラクターやエピソードが存在していて、その一部は立体化されたり、公式のストーリーにインスパイアを与えている。

ローグ・ワンでスカリフにて奪取したデス・スターの設計図を送信する際、帝国軍が星系を封鎖したため星系内のデータ通信しか手段がなくなった、という展開のはほぼそのままレジェンズから流用されている。そしてその後惑星に残った反乱軍兵士が全滅した点も・・・

また、クインラン・ヴォスやスローン大提督のように、レジェンズから正史へ大抜擢されたキャラクターも存在している。

 

という訳で今回から定期的に、このまま眠らせておくには勿体ない、レジェンズに登場した人気キャラクターや筆者イチオシの登場人物を紹介していきますぞ。

 

 

マラ・ジェイド

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第一回はレジェンズ屈指の人気キャラクター、マラ・ジェイドです。

如何せん「皇帝の手」という二つ名と「ルークの恋人」というポジションが美味しすぎる。これで人気が出ない方がおかしい。

彼女はパルパティーンに仕えたダークジェダイで、反乱同盟軍の要人や帝国の不正役人の暗殺といった任務をこなしていました。

しかし皇帝の死後は無職になり、密輸業者のバイトをしていた所、ひょんな事からルークと顔を合わせることになります。仇を討つ気マンマンの彼女でしたが、争っていられる状況(二人で遭難)ではなかったためしぶしぶ協力する事に。

おまけに彼女の上司タロン・カードが当時のルーク達の敵スローンから怒りを買ってしまったため、またしばらく共闘せざるを得なくなってしまう。敵の敵は味方ってやつですな。

共に行動を共にする中でルークとマラはお互いの手腕を認め合っていきます。そしてスローンの兵士製造施設の破壊の為、ルークと共に皇帝の謁見室へ潜入(この作戦では別行動ながらハン、チューイー、ランド、R2と3POといったお馴染みのキャラクターも参加)。

そこで待っていたのは共和国時代に活躍したジェダイ・マスター、ジョラス・シボースのクローンと、ベスピンで失ったルークの右腕を元に彼が作り出したクローン、ルウク・スカイウォーカー。2人は苦戦しながらも見事ジョラスとルウクを打ち破るのだった。

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やられているのはジョラス。ルウクじゃないよ。

その後ルークはマラにこのライトセーバーを贈り、共にジェダイ・オーダーの再建する事を打診するのですが、彼女はこれを拒否。それ以降はヤヴィン4にある新生ジェダイアカデミーに時折顔を出しながら、ルークとの関係を非常にゆっくりと深めていく。

そして10年後、惑星カーマスを滅ぼした原因を記録したデータカードを巡る事件で二人は再び行動を共にする。この共闘で二人の関係は一気に進み、お互いがあらゆる面において完全に釣り合った相手だという事に気づきます。

遂にルークがマラへ求婚し、彼女もそれを承諾。コルサントで華やかな結婚式を執り行います。

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あどけなさすぎる2人 

この結婚には大きな意味があった。反乱同盟軍の英雄とかつての皇帝の暗殺者が結ばれたという事から、銀河中の全ての人々が注目し、新共和国の結束の固さを物語る結果になったからだ。

その後マラは、先述した兵士製造施設破壊作戦の直前に生まれたハンとレイアの子供であり、自身の姪にあたるジェイナ・ ソロを弟子にとりジェダイ・マスターとなり多くの時間をヤヴィン4で過ごすようになる。

しかし間もなく開始される外宇宙からの悪夢、ユージャン・ヴォング戦争の中で彼らの撒き散らした疫病に冒されてしまう。生命の危機に直面するマラだったが、病気に苦しむみながらも第一子ベンを出産。夫、そして息子への愛に支えられたフォースの輝きが彼女を癒し、無事回復。その後は再び戦火の中へと飛び込んでいく。

 

とまあ非常にざっくりとですが、以上がマラ・ジェイドの主要な軌跡になります。

改めて整理してみるとレジェンズのキャラクターとしては格別の扱いを受けていますよね。

もう一つ特筆すべき点を挙げるとすれば・・・

 

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シャノン・マクランドル(旧姓バクサ)さん

なんと、公式にマラ・ジェイド役の女優さんがいらっしゃるんです。

ご本人もこのキャラクターを気に入ってるそうで、当時のイベントにゲストとして参加するなど、積極的に活動を行っていました。

 

また「ルークの妻」「アナキンのライトセーバーを持つ」設定から、現在進行中の新三部作の考察にもしばしば用いられ、再び注目度&人気が高まっているキャラクターでもあります。

もしかすると、役どころを変えて正史に登場する可能性も・・・?