シネマジャケット

映画について色々書き殴ります。たまに音楽。





                                                                                                



ハリウッドも日本も実写化ブームの今、映像化してほしい漫画はコレ!

 

ヒュー・ジャックマンが17年間もの間続投してきた大人気キャラクター、ウルヴァリン

2000年に公開された「X‐MEN」以降、シリーズすべての作品に出演し、私たち観客を魅了してきました(カメオ出演もありましたが、これもまたイイんだ)。

 

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その偉業を表した画像

 

そんなヒュー・ジャックマンウルヴァリン役を卒業すると発表し、彼の最後の勇姿を描いた作品「ローガン」が今月日本でも公開された。

当然私も鑑賞してきましたが、X-MENファンのみならず全ての映画ファンの心を打つ、彼の最後を飾るにふさわしい傑作に仕上がっていました。

17年間お疲れ様でした、そしてありがとうウルヴァリン

 

 

ところで今年は、昨今のアメコミ映画ブームの中でも特に多くの作品が集中しています。

ベネディクト・カンバーバッチを主演に起用し、脇をティルダ・スウィントンマッツ・ミケルセンといったハリウッド屈指の実力派俳優で固めた「ドクター・ストレンジ」(本国での公開は昨年でしたが)。

MCU初の失敗作になる」との予想を大きく覆し、世界各国で大ヒットを飛ばし多くのファンを掴んだ「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の続編「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス」。

そして8月にはマーベルの人気キャラ、スパイダーマンの再々リブートとなる「スパイダーマン ホームカミング」、11月にはアベンジャーズの双璧ソーとハルクの活躍が描かれる「マイティー・ソー バトルロイヤル」(ホント酷いなこの邦題)が公開予定。

いやはや、マーベルの快進撃もまさかこれ程の勢いになるなんてね。アベンジャーズ公開前には誰も予想してなかったんじゃないかな。

そのMCUに反撃の狼煙を上げたDCエクステンデッド・ユニバースからは、既に本国で多大な評価を獲得し大ヒットを飛ばしている「ワンダーウーマン」が追撃の一打として、8月に日本でも放たれる。

そして11月には、スーパーマンバットマンワンダーウーマンに加えアトランティスの王アクアマン、高速のヒーローフラッシュ、機械と肉体の戦士サイボーグが合流し結成されるヒーローチーム「ジャスティス・リーグ」が公開。(一説によると隠し玉としてグリーン・ランタンの存在も示唆されています)

 

いやほんと、良い時代に生まれたなあ。

 

これまでの映画の歴史の中で、たった1年間でこれだけの数のアメコミ映画が公開された事があっただろうか、いやない。

親に感謝です。

 

ところでこの「コミック・アニメの実写化」の波、日本でも起こってますよね。

今年既に公開された作品では「3月のライオン」「帝一の國」「新宿スワン」「無限の住人」「一週間フレンズ。」「ピーチガール」「PとJK」・・・おいちょっと待て。

 

公開済みの作品もまだ挙げきってないのに今年のアメコミ映画の数に並んだぞ。

 

そう、この「実写化ブーム」、ハリウッド以上に日本での勢いの方が大変な事になっているのである。

しかも現在はまだ6月。つまりかき入れ時である7・8月はまだ来ていない。

ちなみに夏公開予定の作品は「銀魂」「ジョジョの奇妙な冒険」「東京喰種」「心が叫びたがってるんだ。」など、知名度の高いコンテンツが揃っている。

そして年末には「鋼の錬金術師」というビッグネームも控えており、文字通りアニメ・漫画の1年を締めくくってくれる事が予想される(スターウォーズ エピソード8にねじ伏せられる予感もしますが)。

念押ししておくと、上記で上げた作品は全てではありません。もっとマイナーな作品を含めると膨大な数になります。

このやりすぎとも言えるレベルの現象に関してはまた別の記事で紹介するとして、とりあえず簡単に説明するととにかく「コスパが良い」んだそうな。

 

今回はそんな映画情勢の中、筆者が是非とも実写化を待ち望んでいる作品をご紹介したいと思います。

それでは早速!

 

 

The Umbrella Academy

 

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まず一作品目はアメコミから。

本作はMarvelでもDCでもなくDark Horse Comicsから刊行されたコミック。

簡単なあらすじとしては、

 

なんの前触れもなく、世界各地で43人の妊娠していない女性が一斉に子供を出産するという事件が起きる。

その赤ん坊達を世界的に著名な発明家ハーグリーヴズが保護しようとするが、発見できたのは7人だけ。

マスコミから何故赤ん坊を保護したのか、と問われたハーグリーヴズは「世界を救うためだ」との言葉を残し、その日以来表舞台から姿を消す。

そしてその10年後にエッフェル塔が発狂するという奇怪な事件が起こり、それを止めるために駆け付けたのは・・・特殊な能力を持った5人の子供たち。

そう、あの時生まれた赤ん坊達が成長した姿だった。

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といった内容。

ここで「あれ?7人いたんじゃなかったの?」と思った方もいらっしゃいますよね。

というのも理由がありまして、7人のうちの1人は自分の能力である「時間移動」が未熟にも関わらず未来へ行き過ぎた結果失踪

もう1人は、子供たちの中で唯一能力を授かっていなかったのです。

他の子供たちが持つ能力の中には並外れた身体能力テレパスといったオーソドックスなものから、息がめちゃめちゃ長くもつ腹部からイカの脚のようなものがワラワラと生えてくるというキワモノや、言ったことが現実になるというチート性能のものまであります。

この作品、ヒーローものとしてはどこかズレた部分が多いんですよね。

そもそもヒーロー達の出生からしてイカれてますし、ヒーローの初出動という輝かしいシーンにもかかわらず全員が揃っていない(欠けている)。

さらに付け加えると、この作品の本題はエッフェル塔の戦いから20年後、つまり彼らが大人になった姿なんですね。

しかもその20年の間にメンバーの一人は死亡、チームは事実上解散状態で皆それぞれの生活を送っている中、育ての親ハーグリーヴズが亡くなり葬儀のため数年ぶりに実家に集まる・・・という所からがこの作品のメイン。

ね、なんか暗そうでしょ(笑)。

妙に人間臭い展開、どこかしみったれた内容。

ヒロイックさが欠けまくっているヒーローもの」 それが本作です。

よく読んでみると気付くんですが、ヒーロー全員の肉体にどこか一つずつ障害があるっていうのもまた痛々しくて良い。

これ、ティム・バートン辺りが監督してくれたらなかなかの仕上がりになるんじゃないかな。彼の持つ異形の者に対する愛を存分に盛り込んで作ってほしい。

作品の持つダークさなんかに焦点を当てるなら、ギレルモ・デル・トロ監督なんかも適任かな。

雰囲気が彼の代表作「ヘルボーイ」に近いものもあるし(というかコミックの絵面もそっくり)。

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ちなみにこの作品の脚本は元My Chemical RomanceのボーカルGerard Way。

元々はミュージシャンではなく漫画家を目指していたらしく、本作のキャラデザも全て彼の手によるもの。

是非とも劇中で彼らの曲を使ってほしいよね!

 

そんな妄想をしながら早10年近く経っちゃいました。

まだかなあ。

 

アンブレラ・アカデミー ~組曲「黙示録」~ (ShoPro books)

アンブレラ・アカデミー ~組曲「黙示録」~ (ShoPro books)

 
ザ・ブラック・パレード

ザ・ブラック・パレード

 

 

 

きのう何食べた?

 

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続いては日本の漫画からです。

基本的に1話完結の漫画なのでこちらは映画よりもドラマ向きかな?

作者は「大奥」などで有名なよしながふみ先生。

BL作品を数多く手掛けていらっしゃいますが、本作もゲイカップルのお話。

しかしそういった絡みは一切描写されておらず、現代を生きるゲイカップルの日常を通して、人と人との関係性や世間的な問題を描いています。

作品のタイムラインが現実と同じスピードで進んでいるので、登場人物達の変化を実感しながら読めるのも魅力ですね。

そしてこの作品に欠かせないのが料理!

これがまた美味しそうでつくってみたくなるものばかりなんですよね。

調理の過程がとても丁寧に説明されているので、料理本として活用されている方も多いんじゃないでしょうか。

僕自身もこの本に頼り切っている時期がありました(笑)。

使われている食材も身近なものばかりなので、一人暮らしの大学生から忙しい主婦の皆さんまで人気が出ると思うんですよね~

 

食事シーンもあくまであっさりとした切り口で描かれており、近年乱発されている顔芸グルメ漫画とは一線を画しています。

食べるシーンって過剰な演出がなされていない方が美味しそうに見えるものですよね。

 

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別作品ですが・・・

 

実写化を希望している方はなかなか多いらしく、「きのう何食べた? 実写」で検索するとキャスト候補をまとめた画像がそこそこヒットします。

「実写化やめて!」との声が多い作品ばかりの中これだけの希望者がいるなら本当に近いうち実現するんじゃないのかな??

 

きのう何食べた?(1) (モーニング KC)

きのう何食べた?(1) (モーニング KC)

 

 

 

 

と、いうわけで今回2つの作品をご紹介させていただきました。

実写化ブームが巻き起こっている昨今、いつどんな漫画やアニメが映像化してもおかしくありません。

ただ、主に日本においては実写化して欲しくない作品に限って実現されてるような気もします・・・

まあビジネスだからしょうがないっちゃしょうがないんだけどさ・・・